いんふるえんざのうしょう

インフルエンザ脳症

最終更新日:
2021年03月24日
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2021/03/24
更新しました
2017/04/25
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検査・診断

問診と診察、意識障害などの神経所見からインフルエンザ脳症を疑ったときには、頭部CT検査、脳波検査などを行います。頭部CT画像からは、以下の特徴が確認されます。

  • 本来なら白くみえるはずの脳全体または一部が灰色にみえる
  • 脳と脊髄(せきずい)のつなぎ目である脳幹がむくんでいる
  • 脳幹のまわりのスペースが狭くなっている
  • 白質と灰白質の境が分かりづらい(皮髄境界不鮮明)

脳波では、異常が見られることが多いです。これらの検査以外に、可能な場合は、脳MRI検査を行うこともあります。

また、意識障害の原因となる他の病気と見極めるために、必要に応じて血液検査、尿検査、可能であれば髄液検査を行うこともあります。インフルエンザウイルスの診断には、主にインフルエンザウイルス迅速抗原検査、可能な施設ではより鋭敏なPCRなどの核酸増幅検査が行われます。

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